自分にとって「大切なもの」
自分にとって「大切なもの」って何だろう?
改めて考えたことがない人や、いままで思っていたもののほかに何かあるかなと、「大切なもの」について考える場合には、失ったり、ダメージを受けると困るもの、という視点からも考えるといいかも知れません。
いま生きていくのに必要不可欠なもの、心の支えになっているもの、生きる目標になっているものなどで突然になくしたり、ダメージを受けると困るものが大切なものです。
「健康」は損ねたくないですね。
「親」や「家族」「友人」も生きていくのに心の支えになっているかも知れません。
「お金」も大事ですよね。
それらはなくなると二度と手に入らない、または手に入りにくいから大切なのですね。
それらが「大切なもの」であることが分からないで、失ってから大切であったことがわかるというのは賢明な人の行動ではありません。
例えると、頭をぶたれないと痛さが分からない人のようなものです。
ぶたれなくても過去の経験から痛いことくらいは分かりますから、賢明な人はぶたれないように行動するものです。
「大切なもの」を失うと、心やさまざまなものが相当なダメージを受けます。
いったんそういう状態になると修復することは難しいので、それを避けるためにも「大切なもの」は失わないようにしなければいけないし、修復する努力よりも、なくさない努力の方がもしかするとやりやすいでしょう。
「大切なもの」をなくさないように
自分にとって「大切なもの」が分かったら、それをなくさないように、無駄にしないように努力しなくてはいけません。
「時間」は確実に過ぎていって戻ることはありません。
「お金」も使えば何かに代わってしまい「お金」ではなくなります。
無茶をして「健康」を損なえば元に戻すことは大変です。
「仕事での努力」もやっている方向が違っていれば求める成果に結びつかず、その時間や頑張りは無駄になってしまうでしょう。
努力や頑張ることは「大切なこと」なので、それを無駄にしないためには、目指す方向やスケジュールなどを確認するという作業も同時に行っていく必要があります。
努力なんて嫌いだ、のんびり楽しく生きていたい、という人もいると思いますが、そうやって生きてくためにもそれなりの努力がないと望む状況を実現したり、継続したりすることは難しいでしょう。
「大切なもの」は、これから先の生活や人生が、楽しかったり心地よかったりして、心が満たされるためになくてはならないものだから大事にしなくてはいけないのです。
そして、ほかの人が「大切にしているもの」を理解し、それが自分のせいで損なわれないように努めることも同じように「大切なこと」なのです。
お互いが「大切にしているもの」は尊重し合わなければいけません。
相手が「大切な人」であればなおのことです。
「大切な人」を失わないようにしましょう。
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