第28話 未来への手がかり

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

確実に来る未来を知っておく

これから先の未来に何が起きるかは分かりません。

自分についてでさえわからないので、大切な家族についても、それぞれ目標があるにしても、将来がどうなるのかは分かりません。

それでも何か手がかりがあれば未来を想像しやすくなるので、確かなものを手がかりにするといいですね。

確かなものは年齢です。

誰でも毎年1歳ずつ年齢を重ねていきます。

そこで、自分や家族の「年齢表」を作ってみてはどうでしょう。

縦に年号や西暦などの暦を書いていき、その右隣りにその年の自分の年齢を書きます。

そうすると、何年後には自分は何歳になっている、とか西暦何年には何歳なんだ、ということが分かります。

自分のことであれば、過去のことで記憶のために生まれた年、小学校に上がって卒業した年なども記録しておくといいかも知れません。

さらに、自分の欄の右隣に家族の欄を設けて、順番に年齢を書いていくと、西暦何年、自分が何歳の時に家族が何歳なのかが分かります。

結婚していてその年が記録されていれば、何年後の、お互いが何歳の時に銀婚式だ、などということが分かります。

子どもがいるのならば、何年後の、お互いが何歳の時に小学校に入学だ、などと言うことが分かります。

見本はこちらです。(年の途中は省略してあります)

予定や目標を立てる

もちろん、個々のイベントについては、いつのことになるかは考えれば分かることですが、一覧表にするとより分かりやすくなります。

家庭環境や生活環境に影響が大きい「子どもや孫の入学・卒業」「子どもや孫の成人式」「子どもや孫の社会人」「定年」「ローンの返済」、記念の出来事であれば「結婚式の周年」「還暦」などなど、年を経るとほぼ確定的に到来するイベントや事柄を書いて一覧表にすることで自分や家族の数年後の姿が分かるようになり、未来への予定や目標の手がかりができ、少しは未来が見えてきますね。

子どもの教育費などがかかる時期、成人式などの準備をする時期、定年などライフスタイルに変化が出る時期とその準備期間、ローンなどがあれば完済時期などが一覧表になっていて分かりやすいと、そのほかの計画も立てやすいですね。

これから先に何が起きるか分からないので、ほぼ確実で予定できる出来事だけでも知っておくと、それらへの準備や心構えができ、それ以外の突発的な出来事が起きても、そのことへの対策だけでなく、予定されている出来事への対策も一緒に考えることもできます。

この頃までにはこうなっていたい、といういまから先の夢や希望、目標なども書いておくと、達成までの準備期間などが分かり、今日からの時間の過ごし方がプランになり、より目標達成までの道のりが具体的になって実現しやすくなるでしょう。

未来の出来事は突然やってくるわけではなく、一日一日の積み上げの先にあるものなので、未来への手がかりがあると、それに向けて今日も一日頑張ろうという気持ちにもなりますね。

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