第24話 「ので」「だから」でがんばろう

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

「ので」「だから」に続くのは事態好転のための行動

前回は、幸せを感じたいのならば、「のに・でも・だって、のくせに」がつく発想をできるだけ避けた方がいい、という話しをしました。

では、どうすれば幸せを感じられるのでしょうか。

前回の例えと同じように「お腹が空いている」とします。

この状態に、「ので」「だから」などの助詞をつけて文章を作ると、「お腹が空いている」「ので」自分で何か作ろう」などというのが一般的ですね。

もう一つ、「困っている」状態の場合で同じように文章を作ると、「困っている」「だから」「なんとかしよう」、などとなります。

このように、「今の状態」に「ので・だから」などの助詞をつけると、次に続く文章は、「事態を好転しようとするための行動」などが続くことになります。

これは、「ので・だから」が「順接の助詞」といわれるもので、一般的には、「もしかしたらなるかも知れないと思われる状況」や「すでになってしまった状態」に対して、「どうにかして望む状況に変えていこうとする」場合に用いられることが多いためでしょう。

「ので・だから」で発想をする人

そのため、いつも「ので・だから」の発想をする人は、その前の好ましくない状態の原因が分かっていて、それに対する対策も頭にあって、それが行動の動機となって「さぁやるぞ」という行動に結びつくので、状況が好転する可能性が出てくるのでしょう。

「ので・だから」で発想をする人は、前向きな考え方で、自らに行動を起こさせる習慣があり、自分で何とかしようという責任感もあるタイプの人が多いのでは、と思われます。

そして望む結果を得ることができれば、自分も満足感を味わうことができるし、周りにいる人もハッピーになりますね。

いまが望まない状況にある場合には、他人の行動に期待したり、できない言い訳ばかりするのではなく、その状況を的確に分析して、対策を考え、自らが行動することが状況を好転させる一番の近道です。

「ので」「だから」の発想で、がんばりましょう。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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