第8話 大切なもの

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

自分にとって「大切なもの」

自分にとって「大切なもの」って何だろう?

改めて考えたことがない人や、いままで思っていたもののほかに何かあるかなと、「大切なもの」について考える場合には、失ったり、ダメージを受けると困るもの、という視点からも考えるといいかも知れません。

いま生きていくのに必要不可欠なもの、心の支えになっているもの、生きる目標になっているものなどで突然になくしたり、ダメージを受けると困るものが大切なものです。

「健康」は損ねたくないですね。

「親」や「家族」「友人」も生きていくのに心の支えになっているかも知れません。

「お金」も大事ですよね。

それらはなくなると二度と手に入らない、または手に入りにくいから大切なのですね。

それらが「大切なもの」であることが分からないで、失ってから大切であったことがわかるというのは賢明な人の行動ではありません。

例えると、頭をぶたれないと痛さが分からない人のようなものです。

ぶたれなくても過去の経験から痛いことくらいは分かりますから、賢明な人はぶたれないように行動するものです。

「大切なもの」を失うと、心やさまざまなものが相当なダメージを受けます。

いったんそういう状態になると修復することは難しいので、それを避けるためにも「大切なもの」は失わないようにしなければいけないし、修復する努力よりも、なくさない努力の方がもしかするとやりやすいでしょう。

「大切なもの」をなくさないように

自分にとって「大切なもの」が分かったら、それをなくさないように、無駄にしないように努力しなくてはいけません。

「時間」は確実に過ぎていって戻ることはありません。

「お金」も使えば何かに代わってしまい「お金」ではなくなります。

無茶をして「健康」を損なえば元に戻すことは大変です。

「仕事での努力」もやっている方向が違っていれば求める成果に結びつかず、その時間や頑張りは無駄になってしまうでしょう。

努力や頑張ることは「大切なこと」なので、それを無駄にしないためには、目指す方向やスケジュールなどを確認するという作業も同時に行っていく必要があります。

努力なんて嫌いだ、のんびり楽しく生きていたい、という人もいると思いますが、そうやって生きてくためにもそれなりの努力がないと望む状況を実現したり、継続したりすることは難しいでしょう。

「大切なもの」は、これから先の生活や人生が、楽しかったり心地よかったりして、心が満たされるためになくてはならないものだから大事にしなくてはいけないのです。

そして、ほかの人が「大切にしているもの」を理解し、それが自分のせいで損なわれないように努めることも同じように「大切なこと」なのです。

お互いが「大切にしているもの」は尊重し合わなければいけません。

相手が「大切な人」であればなおのことです。

「大切な人」を失わないようにしましょう。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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生き方の考え方

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