第62話 ポジティブシンキング

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

何を「前向きに」

「ポジティブシンキング(積極思考)」とは、「肯定的な考え方」や「前向きな考え方」という意味からさらに、「肯定的・前向きな考え方によって現実を良い方向に変えようとする思考法」とも言うことができます

では、何を「肯定的」「前向き」に考えるかです。

私は、「いま自分が置かれている状況」を「肯定的」「前向き」に考えることが「ポジティブシンキング」だと思います。

この世に生まれてきて、過去から続いて現在に至っていますが、これまでいろいろなことがあって、その一つ一つを思い出として記憶はしているものの後悔はしていないし、誰のことも恨んでもいないと思える状況。

「あの時にあれをしておけばこんなことにはならなかった」とか、「あの人のせいで今はこんな状況になってしまった」とかで過去を悔いたり、恨んだりすることはなく、いろいろな出来事を乗り越えて来たことでいまの自分があるし、過去を否定することは今の自分を否定することにつながることになるので、いままでどうにか自分の信念に従って、ブレずにやってこられた自分を信じている状況。

過去は変えることはできないわけで、当時の出来事が当時の自分にとっていいことだったのか、そうでなかったのかはあるものの、それを乗り越えてきたというある種の経験をしたことは確かなので、その経験をこれから先の将来の生き方のスタートとなる「いま」、どういう気持ちに切り替えて展望するか、という時に「前向き」でいられるか、そうでないかが問題となります。

「今の状況」を「前向き」に

あくまでも「今の状況」に対する考え方や気持ちの持ちようがポイントで、これまで身の回りで起きてきた出来事の原因を考え、結果を理解して納得し、受け入れて出来事を経験・知識として過去を「ポジティブ」に考えることで、現在の状況に対する納得性として「いま」を「ポジティブ」にとらえ、それを前提とすることで将来を「ポジティブ」に展望することができます。

「これまでもうまくいかなかったから、これからもうまくいくとは思えない」とか、「頑張ろうとは思うけれど、目標達成のためには問題が多すぎる」などと、できない理由を並べて、怠けようとする自分を納得させるのではなく、「二度とあんな思いをしなくて済むように、経験を踏まえて慎重にやろう」とか、「あの時は考えが至らずあんな結果になってしまったが、もう二度と同じ間違えはしない」「あの時はたまたまやり方を間違えただけで、今度はよく考えたのできっとうまくいく」と、これから起こるかも知れない課題に取り組むという「ポジティブ」な姿勢を持てるかどうかで、当然に将来は変わってきます。

同じ、これから頑張るという姿勢でも、他人(ひと)を恨んでそれをエネルギーにするのは「ポジティブ」とは言えず、目標を達成した時の喜びをイメージしながら、そのための方策に「やればできる」「やらなければ何も実現しない」という、いわばあたり前の考え方で、明るく取り組むことが「ポジティブ」と言えるでしょう。

これまでを過ごしてきた自分とこれからを生きる自分。

「ポジティブシンキング」

「ポジティブシンキング」とは、目標ややるべきことに対して前向きに取り組むという行動基準ですが、よく「楽観的」「楽天的」と間違えて使われていて、「なんとかなるさ」と怠ける理由や言い訳として耳にすることがありますが、「ポジティブ」というのは、「やっても仕方がない」というネガティブな「悲観的に怠ける姿勢」に対する「明るく怠ける姿勢」ではありません。

また、「ポジティブシンキング」を他人に求めてはけません。他人の過去の出来事は理解できず、他人の努力の程度やその結果については保証ができないし、他人の努力に対して充分な力になれないからです。

「ポジティブシンキング」は、過ぎてしまってできなことができない過去を反省し、将来に対してはそれらを踏まえて自分自身が方向・やり方を決意して、望む結果や成果を期待して行動し、自分を高め、成長していく自分を楽しみ、周りの人たちに少しでも幸せ感を味わってもらうために実行する自分が作り上げた信念です。

「ポジティブシンキング」は考え方ですから、これまでそうでなかった人でも、いつでも切り替えることができます。

一般的に「ポジティブシンキング」が身についている人は、身の回りに起こるさまざまな物事を前向きにとらえることができるために行動範囲が広く、自己効力感(目標達成の能力があると認識できる感覚)が高く、目指したことが失敗しても、反省して次につなげればいいと、失敗を恐れることなくチャレンジすることができるので、考えついたことに対する行動にためらいが少ない、などの特徴があります。

さらに、「行動範囲が広い」ことから、自分の人生を思っている方向への好転や向上させられる可能性の高い情報への「知的好奇心の旺盛さ」や「視野の広さ」につながり、そのため周囲の人とも良好な関係を築ける傾向があります。

「ポジティブシンキング」が身につく方法を考えると、「周囲へ感謝する」「ポジティブな人と過ごす時間を増やす」「達成可能な目標を立てる」「物事を客観的にとらえる」などがありますが、「個人の性格だから」とか「生まれつきだから」などとやらない理由を並び立てることが「ポジティブシンキング」への一番の妨げになります。

「ポジティブシンキング」は、「生き方の考え方」ですから、いつでも切り替えることができます。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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生き方の考え方

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