第113話 コミュニケーション能力

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

コミュニケーション

日々の生活や仕事などをして暮らしていくのに、家族や友人だけでなく年齢、性別、さらには国籍にかかわらず、さまざまな知識や経験のある人たちと交流ができると生活が豊かになるのではないでしょうか。

交流の基本となるのはお互いに話し合うこと、コミュニケーションでしょう。

コミュニケーションは英語で「Communication」ですが語源は、ラテン語の「comm(ともに)」と「unio(一致)」に由来する「共同の、共有の」、「義務をともに果たす」を意味するコミュニス(Communis)といわれています。

いろいろな人たちとの交流で生活が豊かになると書きましたが、ひとはこの世の中で一人で生きているわけではないので、さまざまな人たちの力を借りながら、影響し合うというのは避けられない行動になりますので、それならば交流のスタイルが円滑で、楽しく、スマートであれば交流の効果はお互いにいい方向へ向かい、大きくなっていくことでしょう。

コミュニケーションを円滑に、楽しく、お互いにとって有益にできる人は「コミュニケーション能力」が高いといえるでしょう。

協調性

私が考える「コミュケーション能力」と言って思い浮かべる能力、技術、素質は、まずは誰とでも話しができる協調性ではないでしょうか。なんでも話せる、話しやすい雰囲気を持っているか、作り出すことができなければ会話は始まりませんよね。

初めて会う人と話しをする場合、そんな協調性には第一印象が大切で、理屈ではなく、どちらかというと好き・嫌いのレベルで何となく気が合うか、合わないかを感じ取ることができ、気が合いそうもない人と話をしなければならない場合は、相手の立場を理解しながら壁や距離を作ることなく相手がリラックスをして話しやすい雰囲気を作り、相手がこの人となら楽しく会話ができると思わせる関係性を生み出せる、という協調性を醸(かも)し出す技術も必要かも知れませんね。

聞く力、理解力

次は「聞く力」かも知れません。

コミュニケーション能力というと安易に「話しじょうず」という印象を受けますが、何のために話しをするか、コミュニケーションを取るかということを考えると、単にこちら側の話し方がじょうずなだけではないことが理解できます。

相手の言うことを、相手の立場に立って、なぜそのようなことを言うのかなどその背景を推察しながら相手の話しの内容を理解する力がなければ、話しは発展しないし、誤った方向で結論が導かれてしまうかもしれません。

何よりも先入観や偏見を持たずに誰とでも話しができ、相手の言うことを素直に聞き、相手の話す内容を正しく理解することが大切ですね。

話す力、説明力、プレゼンテーション能力

そして次は、自分の言いたこと、説明したいこと、分かって欲しいこと、理解して欲しいことを、できれば簡潔に、的確に説明して相手の理解を求める話す力、説明力、総合的なプレゼンテーション能力もコミュニケーションには不可欠ですね。

相対での話し合いの場合には一方的に話しを進めるのではなく、相手の理解の深度を測りながら、話題を進めたり発展させていくことができれば正確で、高い成果を上げることができます。

相手の姿が見えない場合でも自分の考えを話すには別の工夫が必要ですね。

まさにこのブログでは、私のプレゼンテーション能力が試されていることになり、私が話したい内容が的確に表現され、それを皆さん方にご理解いただけているか、という点がポイントになります。

このブログをどのような方に読んでいただいているのかが分からないのですが、私としては不特定多数の方たちに向けた講演会のような感覚ではなく、私の息子や会社での後輩に語りかけるような気持で、話したい内容をできるだけ一般的な表現を使用するように努めています。

話しをさせる力、促話力

さらにコミュニケーションに大切だと思う能力は、相手に話しをさせる力だと思います。

意味合いから私が考えた造語ですが「促話力」とでもいう能力です。

相手に話しをさせることで話題(関心事)、話しの主題(テーマ)、言い回しや表現、表情などから相手の考え方や性格、生い立ちまでが想像でき、相手のことをより幅広く知ることで相手が話しやすいような話題を選ぶなどのきっかけづくりとなったり、相手が話し終えるまで途中で遮(さえぎ)ることなく最後まで聞くなどによって相手を正しく理解することで話しが発展し、正しい方向に展開される可能性が高くなります。

展開力、話術

コミュニケーションの形態の基本は、自分と相手という1対1で向かい合っている状況での相互理解だと思うので、そのためには話題があちらこちらへと散らばることを避けるように、会話に筋やストーリーを通しながらお互いの話しの内容、話題を効果的に展開させる能力(展開力)が必要だと思います。

また、会話などの途中に的を射たウィットやユーモア、エピソードなどをはさんで会話を和やかにする技術(話術)も必要な要素かも知れません。

もちろん会話の内容により、まじめで硬い話をしている時にふざけているような印象を与えてはいけません。

コミュニケーションのツール(手段)は、言葉によるものだけではなく身振り・手ぶりや表情も大切な要素で、また同じ言葉を使っても話し方などによっては印象が変わります。

外国の方と話すには英語など語学力が必要ですね。

大切なことは

コミュニケーションについて必要な能力や技術的なことがらを書いてきましたが、それらはすべて、“できれば”の範囲であって、二人で会って楽しく会話ができればコミュニケーションの役割は達成されたことになるので、円滑なコミュニケーションは目的ではなく、それにつながる行動のほうが大切で、コミュニケーションによって生まれた関係をベースにさらに仲良くしていこうとか、何かあれば助け合っていこうとか、お互いにいい意味で刺激し合って新たな考え方が生まれたり、いろいろな考え方や知識を知ることで知見を広げたり、人生を豊かにしていこうとか、何よりも楽しい時間を過ごすことに役立てていければいいのではないでしょうか。

いろいろな人と話しができる、いろいろな人の話しが聞ける、いろいろな人に自分を分かってもらうことができるなど、コミュニケーションによってお互いを理解し合うことで、相手はこれまで思っていたような人ではないことが分かったり、お互いを分かっているつもりでも、ひとは日々変化をしているので話しをしなければ分からないこともあるかも知れないので、大切な人との関係の潤滑油としてコミュニケーションを図り、いつまでもいい関係を続けていくことで人生をより楽しくいきましょう。

さらに、いろいろな人とのコミュニケーションをとることのメリットを別の観点から考えると自分を知ることだと思います。

いろいろな人とのコミュニケーションで分かるのは相手のこともさることながら、実は自分自身のことで、自分のいまの考え方や気分、今現在の心の状態や性格などについて自分自身で気がつきます。

自分を知ることで自分を強くすることができ、そしてこれからどうしたらいいのかを考えるきっかけになるので、コミュニケーション能力の高い人は自分自身のことを理解している人だと思います。

その逆に、あまり他人(ひと)とコミュニケーションをとらない人は、自分を映す鏡がない状態と同じだと思うので、自分自身のことを理解できていないのではないかと懸念されます。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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生き方の考え方

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