第29話 「いいこと」の次は

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

「いいいこと」の次は「いいこと」

「いいこと」と「よくないこと」は、交互にやってくるわけではありません。

もちろん、交互にやってきたり、起きたりすることもありますが、だいたいはどちらかが続くことが多い気がしています。

人生に3回来ると言われている「モテ期」という言葉があり、なぜだか急に人気が出始め、それが続く期間のことをいいますが、まさに「いいこと」と「よくないこと」は同じようにそれが続く期間があるのでは、と思っています。

だとすれば、「いいこと」の次は「いいこと」が起きる可能性が高いです。

毎日の生活のなかで、「なんとなく来ているな」と感じることがありますね。

逆に、「あれっ、なんかうまくいかないな」と感じることもありますよね。

いつもと同じことをしているのに、思いのほかうまく行ったり、ほかの人が協力してくれたりして、物事が順調に進むことがあります。

逆に、いつもと同じことをしているつもりなのに、なぜかうまくいかなかったり、ほかの人とかみ合わなかったりすることがあります。

「流れ」をつかむ

「来ている」と感じた時は、物事に対して自分を含め、世の中がそういう流れになっていて、それに自分が上手く乗っているタイミングなので、もしかしたら、いつもより強く自分を主張したら、さらにいい結果が望めるかも知れません。

「来ている」時期に頑張って結果を出して自信をつけたり、周りからの評価を高めて、「あれっ」という時のダメージを軽減するなどの工夫をしておくといいでしょう。

逆に、「あれっ」と感じた時は、世の中と自分がギクシャクしてしまっているので、いつもより慎重に物事を進める、とか周囲の状況を注意深く観察する、とかやり方を変えてみる、とか行動を少し控えめにするとかして、状況に対応する必要があるかも知れません。

すばやく状況に対応することで、事態をひどくなる前に穏便に手当てすることができるかも知れなので、「あれっ」という時期の入口に敏感に気が付けるといいですね

「こんないいこと、そう長く続くわけがない」とか「こんなに悪いことが起きたので、次はいいことが起きるだろう」という予感は当たっていると思いますが、それがいつなのかは分かりません。

「いいこと」も「よくないこと」もいつまでも続くことはないし、規則的に交互にやってくるという保証もありませんが、ただ流れが変わることを待つのではなく、それぞれの時期に上手に自分をコントロールし対応し、次の状況の変化に備えておけば流れの変化にも気づきやすくなりますね。

どちらにしても流れを感じ、流れをつかみ、流れに乗って、それぞれの時期に合ったやり方でうまく乗り切ることが大切です。

流れに逆らうと、余分なエネルギーが必要になり、さらに望まない結果になったりして、努力が無駄になるかも知れません。

それぞれの流れを敏感に感じ取ることが大切ですが、何事も一生懸命にやっていると、手ごたえから流れに気づきやすくなっていますね。

せっかく一生懸命にやっているのですから、流れのエネルギーを味方にして、効率的に望む結果を得たいものです。

『小さな努力、大きな成果』、求めるものはいつもこれです。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

羽澤 幸成をフォローする
アイモバイル広告
生き方の考え方

コメント

タイトルとURLをコピーしました