
100のテーマ
このブログを始めてから2年、とうとう100回目のテーマの投稿になりました。
ほかに、本編5回に1回、雑記として雑談のような感じで投稿しているので、投稿の数としては119回目になります。
これまで「生き方の考え方と人間模様」としてさまざまなテーマについて、私なりのこれまでの人生での経験として、見たり、感じたり、考えたりしてきたことをテーマとして一つずつ話しをしてきました。「第84話100回目の投稿」で、それまでのテーマや雑記のタイトルを書きましたので、そちらをご覧いただき、気になるものや同じテーマについて考えたことがあるなどの内容については、ぜひお読みください。
その続きの第85話からのタイトルだけ紹介させてください。
「日常」「居酒屋」「進歩の変化」「約束の時間」「車が好き」「脳は怠け者」「記憶と思い出」「視界と視野」「あることがあたりまえ」「ばかにする」「故障と壊れると腐る」「ルールと規則」「強い、弱いと強さ、弱さ」「先に後悔する」、そして99話が「心が豊か」です。
雑記は、「長幼の序」「ミミズは脳を捨てた」「生活音」です。
乗り越えるためには
これまで取り上げたテーマは、私がこれまで突き当たった考えさせられることがらで、それらについて、その都度、なぜなんだろう、どうなっているのだろう、どう考えればいいのだろう、どうすればいいのだろう、これでいいのかな、一応こう考えて、もし違っていたらあとで考え直せばいいや、などと自分なりに導いた結論とその裏付けについて書き留めてきたものです。
私が出した結論は私にはあてはまり、ここまで何とか無事に、それなりの人生を送ることができてきた手掛かりになっていますが、皆さんや誰にでもあてはまる内容ではないことは承知しています。
それぞれのテーマについて、おそらく皆さんも考えたり、感じたりしてきたことがあると思いますが、私の話しを読んでいただいて、違う部分があるのは当然ですが、それはそれとしてご自身の考えや思いをより確かなものにしていただければ幸いです。
それらのテーマを通じて言いたかった結論は、「考え方一つで人生を変えることができる」ということです。
ぶつかった障害や訪れた不調などに対して、解決や乗り越える方法として自分のできる範囲での努力目標が設定できれば、前向きな人生を送ることができ、逆にそれらの原因を自分ではどうすることもできない他人や世の中、変えることができない過去の出来事に求めていては、気持ちに変化を起こすことは難しく、状況を変えることからは遠くなり、第一に精神衛生上いいことはありません。
いまの苦境を、これまでの経験と知識、新しいアイデアで打開策を講じることで乗り越えることを自分への試練ととらえ、ここを乗り越えれば自分はさらに成長できたことになる、という意気込みで取り組んでいけば、時間はかかるかも知れませんがいつかきっと望む結果を得られることと思います。
このブログの表題に描いた通り、『考え方が変われば生き方も変わります 悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか』という気持ちを持ち続けることができれば、障害を乗り越えられる、自分だけができる方策に考えが至り、それを実行すれば、少しずつかもしれないけれど事態は望む方向に動いていくことでしょう。
なぜブログを始めたか
100のテーマを通じて心の動きや気持ちの持ちようについて書いてきましたが、
なぜそれを書く気になったのかという背景に、新聞などで、最近悩んでいる人が多く、しかもその年齢は以前より若年化していて、その原因が分かりにくいという状況が報じられていることがありました。
周りからみると、健康そうで、恵まれた家庭で、両親も良さそうな方たちで、普通に学校や会社にも毎日通っていて、職場などにとくに不満があるようには思えず、友だちもいるような印象にもかかわらず本人は悩んでいる状態で、具体的に何を悩んでいるのかというと、居場所がないとか、親の期待に応えることができないとか、生きがいを感じられないというような、いまの自分の生き方にかかわることがらのようで、かつての悩みのような、人間関係や経済的な状況、将来に対する不安など生きていくのに障害となっていることがらに対する解決策を見出す方法というようなものとは少し違っているようです。
健康で、自分を支えてくれる人たちに囲まれ、やりがいや生きがいを感じていて、将来にも希望を持てる、という恵まれた状態にいまはあっても、決してそれがいつまでも続くという保証はないし、何かがきっかけで生き方や心を変えなければならない状況になるかも知れないので、恵まれた状況はできるだけ長く続くように努力し、恵まれない状況になってしまったら、望む方向に変える努力をする。
それが「生きる」ではなくて「生きていく」ということで、このブログのテーマにしていることです。
第69話「食べること」と「生きていくこと」で書きましたが、「生きること」と「生きていくこと」とは違います。「食べること」と「生きること」「生きていくこと」は密接な関係があります。
生きる目的があって、そのためにいくつかの目標を立てて、それを実現するための手段があり、「食べること」はどんな目標に対しても不可欠な手段なのです。
「生きる」ために「食べる」のではなく、「生きていく」ために「食べる」、そして様々なことを経験して成長していきます。
「生きていく」考え方
多くの親が子どもに期待、望んでいるのは、「元気で楽しく毎日を過ごして欲しい」「他人(ひと)に迷惑をかけることなく、正直に生きて欲しい」「望む夢をかなえるように努力して欲しい」ということぐらいで、子どもに「何かになって欲しい」とか、「他人(ひと)が羨むような容姿でいて欲しい」とか、ましてや「何かで有名になって欲しい」などと求める親は少ないと思うので、そんなことを気にする必要はなくて、自分が生きやすいように、他人(ひと)に迷惑をかけない範囲で自由に生きていけばよくて、問題や課題はその都度乗り越えて、それを経験として成長していけば、親でなくても周りの人たちからはきっと認めてもらえると思います。
考えてみれば、世の中やどんな人でも思いどおりになるわけがないし、頑張ったからといって必ず望む結果が出るわけでもないし、自分もあまり好きでない人がいるのだから、自分をあまり好きではない人がいるのは当たり前だし、そもそも誰からも好かれるというのは難しいし、気の合った人とだけお付き合いすればいいし、気の合わない人とは距離を置けばいいことだし、でも時々は思いもかけずにいいこともあるのでそれほど悲観的になることもないです。
どんなことでも苦労だと思えば苦労だし、試練だと思えば試練だし、生きてりゃこそ感じられると思えば何でも経験だし、やってダメだったらほかの方法に変えればいいことだし、ないものや手に入らないものはあきらめて別のものを探せばいいことだし、今しか体験できないことだと思うことができればやっていることを楽しむことだってできるし、誰からも相手にされなくて孤独感があってもいつか気の合う人が現れることを期待していればいいことだし、悩んでだけいては何も解決にならないので何か考えなければいいことだし、自分で自分を大切にしていられればいつか望むような状況になります。そして、サポートしてくれる、気の合う仲間が現れたらラッキーですね。
これまでの99のテーマもいちおうストーリーを立てて連続となるように書いてきましたが、そのなかで2年前のスタートから昨年末までの1年半の期間に関心が高く、多くの方にお読みいただいているテーマの上位10をご紹介させていただきます。
「第1話人生とは」「第2話幸せな人生とは」「雑記3大谷選手はサンタクロース」「第17話信用とは積み重ね」「第36話道を譲ることができるのは」「第47話『子は親の鏡』の解説」「第54話頑張る」「第56話出会いの状態」「雑記15英語を話す人口」「第83話目的、目標と手段」ですが、今年になってから投稿した中にも多くの方に関心をお寄せいただいているものもあり、本当にありがたいことだと感じています。
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