雑記 その5 音楽は食べ物

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

音楽は心の栄養

食べ物や飲み物が口から入って身体の栄養になるのと同じように、音楽も耳から入って心の栄養になります。

料理された旬の食材の味と匂い、食感とのど越し、器や盛り付けなどを楽しみ、すべてを身体に取り込むことで、身体に栄養が与えられるだけでなく、満足感と「喜び」を得ることができます。

音楽には味と匂いはありませんが「音」があります。

音楽も五感を研ぎ澄ませて「音」を楽しみます。

リズム、メロディー、ハーモニーの3大要素に加えて、音の強弱、声や楽器の音色、序破急などの形式、楽器の構成などで歌手や演奏者が全体で創り出す「音楽」をコンサートホールなどで楽しみます。

食べ物や飲み物は口から入って身体に、音楽は耳から入って心に安らぎや心地よさを通じて「喜び」を与えます。

空腹時や気持ちが落ち込んでいる時であれば、その効果はいっそう大きくなります。

つまり人が食べ物や音楽を取り込む目的は同じです。

そして、元気が出ます、気分転換ができます。

食べる時、音楽を聴く時は、一緒にいる人や場所とともにその瞬間に没頭し、その世界にトランスすることができれば、「喜び」もひとしおでしょう。

昔、音楽は学問だった

音楽に限らず、美術、文学などの芸術は人に「喜び」を与えるという共通性があります。

音楽は、日本語では「学」ではなく「楽」として、まさに歌う人も演奏する人も聴く人も音を楽しむことですが、英語ではMUSICといい、語尾に「C」がつくことから学問的とか科学的という意味があり、古代ギリシャでは、音楽は数学や物理学と並ぶ学問だったそうです。

「音階」は、ピタゴラスが数学をもとに発見した、といわれ、人間に「喜び」を与える芸術を、数学によって「モデル化」しようとした、とのことです。

人、料理、音楽との出会い

美味しい料理は、味わった後に喉の先の内臓を通じて全身に栄養が届けられるように、いい音楽も耳もとで楽しんだ後にその先の心を通じてエキスが全身に染み渡るように楽しみたいものです。

人とのめぐり逢いと同じように、おいしい料理や感動する音楽との出会いがあれば、人生はより豊かになることでしょう。

料理も音楽も、心にゆとりをもって、一緒にいたい人とお気に入りの場所で楽しむことができたら素敵ですね。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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