第60話 まちづくり、地域づくり その2

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

街のイメージ写真

「地域づくりセミナー」

現在参加している「まちづくり協議会」の月例会議に同席された区役所の方からの要請で、区役所が主催する「地域づくりセミナー」に参加することになりました。

参加者は生徒が26人ですが、私以外のほかの方たちは参加理由を書いて応募し、選ばれた方たちで、「まちづくり協議会」以上にさまざまな職業や立場の方々、老若男女がほどよいバランスで集まっています。

セミナーは毎月一回で、5回で修了することになっていて、先日第一回目の集まりがあり、自己紹介を兼ねたゲームや少人数のグループミーティングなどで、地元に対する熱い思いを語り合いました。

地元といっても同じ区内という広範囲なので、住宅地区や繁華街に住んでいる方、海や川に近い地区や高台に住んでいる方たちがいて、地域づくりの課題と感じている内容が、「防災」「防犯」であったり、「コミュニティ」「交流」であったり、「育児」「福祉」であったりと、住んでいる地域の地理的条件や生活環境などによってさまざまですが、このセミナーも9年目になり、これまでの8年間でたくさんの実績が残されているので、それらを引き継ぎながら、新しい要件を加えて受講中になにか次へつなげる内容のものがつくれればいいと考えています。

幸いに、集まった方たちの地元愛が強く、いろいろな職業の方もいて、それぞれが特技を持っていらっしゃるとともに、区役所の方や指導していただける方、多くのサポートの方もいらっしゃるので、みんなで力を合わせれば、目標を達成できることでしょう。

「出会い」

このセミナーに参加しなければ決して出会うことのない方々と交流することができ、とりわけ若い世代の方たちやサポートの大学生たちの考え方や生き方には、自分が同世代であった頃を思い出して比べてみると、その違いに新鮮な驚きを感じます。

身の回りにある道具もコンピュータやスマホが当たり前になり、大体のものがコンビニで揃い、テレビが生活必需品ではない、などの生活スタイルの変化による影響も大きいかも知れません。

参加された皆さんも同じ印象を持ったようで、グループミーティングでの本日の成果というテーマでは、「この出会いを大切にしたい」という声が多かったです。

また、ふだんの生活のなかではなかなか気づきにくかったのですが、このセミナーに参加して「地域づくり」のためにたくさんの方たちが活動され、関連のイベントが数多く実施されていることを知りました。

頼もしいし、感謝の気持ちが生まれ、私も現在、地元の町内会で役員と20人近い方たちとコミュニティ活動をしていますが、このセミナーの方たちと一緒にさらに活動の幅を広げることができるように努めます。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

羽澤 幸成をフォローする
アイモバイル広告
人間模様

コメント

タイトルとURLをコピーしました