雑記 その15 英語を話す人口

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

英語を話す人口

世界共通語と言われている英語ですが、世界でどのくらいの人が英語を話しているのでしょうか。

ネイティブスピーカーと言われる、自国語として英語を話す人たちと第二外国語のように自国語とは別に外国語として英語を勉強して話す人たちが世界には何人くらいいるのでしょうか。

世界には、日常的に英語を話す人たちやビジネスなどで国際語として英語を話すという人たちが15億人くらいいるといわれています。

世界の総人口は73億人くらいと推定されていますので、英語が話せるようになれば単純計算では、世界中の5人に一人の方と意思疎通ができることになり、さらに日常生活やビジネスなどに限定すればその比率はさらに高まり、おそらく3人に一人くらい、欧米ではほとんどの方と、アジアのなかでも都市部であれば不自由なく会話ができることでしょう。

英語をネイティブスピーカーとして使っている国は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどですが、その人数は4億人弱といわれているので、英語を話す人たちが15億人とすると、残りの11億人くらいの人たちが自国の言葉ではなく外国語として英語を話していることになりますから、このことが英語が世界共通語とされる理由なのでしょう。

英語を外国語として多く話している国は、ヨーロッパではドイツ、フランス、イタリアなどで、アジアではインド、フィリピンなどでしょう。

ヨーロッパは、昔から影響力が大きかったイギリスとの交流が盛んだったのでその必要性からだと考えられ、アジアではインドはイギリスの、フィリピンはアメリカのそれぞれ旧植民地だったからだと考えられます。

それでも、ドイツやフランスでは英語を話す人口は約半分程度で、イタリアでは約30%程度といわれていて、インドでは推定される人口が13億人を超えていてそのうち英語を話す人口は10%弱と推定され、14億人超の人口とされている中国でも英語を話す人口は限定的であることから、第二外国語として英語を話す人たちはビジネスや学問の論文や発表のために必要だからという理由で勉強している人たちなのでしょう。

逆にいうと、10数億人が中国語を話していることになり、中国語といっても地域によって内容が違うので決してひとくくりにはできないものの、中国語がほかの国へ広がっていかないのは、英語を学ぶ動機となるものが中国語にはないからでしょう。

英語の必要性

世界中の企業などと広くビジネスを効率よく行うためには英語を介することが最も有効であることは現実であり、昨今では特にインターネットやコンピュータを活用した取引も頻繁に行われるようになり、そこで使用される言語は英語であることから、ビジネスや世界の人との交流には英語がますます不可欠になっていく傾向でしょう。

世界のビジネスにおける各分野での優秀な方たちは英語で議論をしたり、英語を介して世界中の英知を身につけたりして、ビジネス機会を広げたり、自身のキャリアアップに結び付ていることから英語はビジネスにおける国際語としての役割を果たし、それだからこそ世界で活躍するために英語を習得する人たちが増えているのでしょう。

また、科学・化学や医学などの分野でも、おこなってきた研究、あらたな発見や考え方などが世界的に認められるためには、論文や国際的な学会での発表では英語による表現が最も有効な手段となることから世界の「知」は英語圏に集約されることになります。

そして、スポーツの世界でも、オリンピックの公用語は英語とフランス語で、テレビの延べ視聴者数がオリンピックの5倍の300億人といわれていうサッカーワールドカップの審判の公式言語は英語のみとなっていたり、アメリカ大リーグは英語放送であることなどから、スポーツを楽しむためには英語は不可欠ということになります。

世界の言語

世界にはおよそ6000種類の言語数があるといわれています。

人口が多いものの多言語国家といわれていて、代表的な公用語のタミル語をはじめ指定語が22あるインド、やはり人口が多い中国も広い意味で中国語を言語としていて、英語を話す人口やスペイン語を話す人口など世界中の母国語話者数の多いものから並べていくと、人口の多い国の順番に従うように、上位20位くらいまでで世界人口の約半数を占めてしまうことから、ほとんどの国の人たちは多様な言語を話していることになります。

日本語を話す人口は、日本語を第二外国語として勉強する人が少ないことからほぼ日本の人口と同じと考えられ、日本の人口は世界第9位の約1億2400万人であるものの、日本人以外に日本語を話す人が少ないため言語別の話者数では、日本語は世界第13位に数えられています。

日本では

日本における英語人口の正確な統計は見当たりませんが、日本で英語を学習している人は、これまでの日本の教育カリキュラムから推計して約800万人と考えられているが、最近では英語を話す必要性や英語を使いこなす重要性が増していることから小学校から英語教育を始めたり、英語の勉強を文法や受験対策などから英会話を中心に変更したり、個人でも英会話教室に通う人が増えたりしていることから、その数は年々増加傾向になっています。

日本国内には、中国籍の方やベトナム籍の方、韓国籍の方など約280万人の外国籍の人が日本に在留しているといわれ、その数も増加傾向にあり、総人口に占める比率も10%に近づいていて、その方たちは、コミュニケーションの手段として日本語を学んでいらっしゃいますが、一方では、英語も便利なコミュニケーション・ツールとして活用しているケースも見受けられます。

インターネットの普及やスポーツや文化の国際化などによって、日本語を話す人たちだけとの交流では、世界や時代から取り残されかねない状況になっています。

外資系企業や大学など、英語を話せると都合がいい人たちが多くいるエリアを限定して英語を公用語とする、という取り決めも英会話が広く普及するきっかけになるかも知れません。

私が5年間暮らしたシンガポールは、多民族国家なので中国語をはじめマレー語、タミル語と英語の4つが公用語とされていて、同じ国の出身者同士では母国語を使い、みんなで話す時には英語を使うなど、上手に使い分けをしていました。

日本もいつか、そんな状況になるのではないかと想像しています。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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