雑記その23 麻雀

考え方が変われば生き方も変わります
悩むことで心を傷つけるより、頭を使って考え、違う生き方を試してみませんか

牌とルール

麻雀は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、牌(パイ)と呼ばれる樹脂でできたもの(昔は象牙に竹のものもありました)を使う「絵合わせ」のようなゲームです。

牌は、1から9までの数字が書かれた三種類のものが一つにつき4つの108個と、

字牌と呼ばれる「東」「南」「西」「北」「中」「発」と書かれた6種類の牌と何も書いていない白い牌の合計7種類がそれぞれ4つずつで28個の合計136個を使います。

4人でゲームを楽しみ、すべて裏返しで最初に一人13個の牌を配り(実際は自分で取る)、自分の牌だけは見ることができ、そのうち3個の牌を同じものか数字の順番にするかで1組を作り、それを4組とアタマと呼ばれる同じ牌2個の完成形は14牌になります。

その組み合わせの難易度によって完成形のポイントが異なり、当然ですが高難度のカタチほど高得点になります。

アガリ、といって最初に完成形を作った人がほかの方たちから百点、千点、5千点、1万点など点数を表す点棒をアガリ役に応じていただくなどのやりとりをして、ゲームの終了時点で高い得点を持っている人から順位が決まります。

もちろん、麻雀にも腕前があり、じょうずな人ほど素早く、高得点の完成形を作ることができますが、なにぶんにも牌を裏返しでプレイをするし、ほかの方の牌を見ることができないので、私のこれまでの経験では“運”による作用は大きいと思っています。

そのため、将棋や碁と違って初心者レベルの方でもそこそこの腕前の方に勝つことがあり、それがまた麻雀の面白さにもなっています。

ひと昔前は日本で広く楽しまれている麻雀ですが、発祥の中国から伝わってきたのは明治時代とされ、サラリーマンや学生などに広く一般に広まったのは昭和の時代になってからです。

ゲームとして

中国由来のゲームなので、使用される用語が難しく、なじみにくいことに加えて、ルールが複雑で、標準的なキマリはあるものの、グループごとにアレンジされている場合があってややこしくなっていることもあり、キチンと覚えるのは少し大変なことと、“運”にも左右されるので、なかなか思うようにならないのですが、それがまた麻雀の楽しさにもなっています。

最近ではスマホなどのゲームとして誰でも、一人で楽しむことができ、オンラインでいろいろな方とも対戦ができ、またシンプルなカタチに変化されたものが、最近では小学生の間でも楽しまれるようになってきました。

麻雀の効果

いまは高齢者の間で、言い方があまりよくないですが言われているままの表現をすると「ボケ防止」に効果があるとされています。

硬い牌を触るので血流がよくなるとか、いろいろなことを考えるからとか、いろいろな緊張感が出るからとか、交流が図れるからとか理由はいろいろと挙げられていますが、なによりも楽しいからでしょう。

私は、隣りに住んでいたおばさんに誘われて小学校4年生の時から麻雀に触れてきました。

それから学生時代の友人たちやいろいろな活動を通じて知り合った方々と麻雀を楽しんできました。

社会人になってからも、麻雀ができることからいろいろな方から声をかけていただき、頻繁に麻雀に親しんできました。

業種などによってそれぞれのグループで、少しずつルールが違っていたので、さまざまなルールを知ることにもなりました。

そしていまは、町内会でボランティアとしてご高齢の方たちに麻雀教室を始めて、今年で11年目を迎え、メンバーも30人くらいを数えるようになりました。

月に2回の開催ですが、みなさん大変楽しみにしていただいて、1回4時間のあいだ楽しそうにゲームをされています。

性格が分かる

麻雀を一緒にすると性格が分かるようになります。

お付き合いをしたり、仕事やスポーツ、ゲームなどを一緒にしても分かると思いますが、麻雀の場合は不確定要素が多く、状況もめまぐるしく変わるのでそれらに対する対応などで、性格がそのまま出てしまうのでしょう。

麻雀は勝ち負けを争うゲームなので、一緒にプレイをすると真剣さからとりつくろいを忘れ、本性のようなものが出てしまうのでしょう。

まず第一に、牌を一つ持ってきて、要らない牌を手の中から出すという決断が必要なのですが、もちろん技術的な面もありますが、この決断が早い人と遅い人がいます。

牌を持ってくるたびに出す牌を決めるのに時間がかかる人は、ほかのことでも決断が遅いのでは、と思ってしまいます。

次に、牌を裏返してプレイをするので、次にどんな牌が来るかはわからず、相手が何をしているのかが分からないために、自分の手の内の役作りが思うようにいかない、という状況にイライラする人がいます。

麻雀とはそういうゲームなのですが、イライラして不機嫌な様子をみるとこちらもあまりいい気はしないという反面、相手の手の内があまりよくないということが分かり、戦いやすくなる、ということもあります。

相手に振り込んでしまったり、途中で捨て牌などの判断を誤ったりしたことの言い訳をする人もいます。

結果が出ているので、反省ならば自分一人でして、次は注意をしようと学習すればいいだけなのですが、他人(ひと)に失敗を説明や弁解をして同意を求める振る舞いは仕事でもそうしているのかな、と思ってしまいます。

強いとうまい

麻雀には、「強い人と弱い人」「うまい人とへたな人」がいます。

麻雀は、裏返した牌を持ってきたり、相手の手の内が裏返しなので分からないなどから、私の経験からいうと“運”の影響が大きいので、碁や将棋と違ってうまい人が強くて必ず勝つ、ということはなく、逆にへたな人が弱くて必ず負けるということもないのです。

初心者のような人が、確率は少ないかも知れませんが、うまい人に勝つこともあります。

私経験では、“運”というのはゲームをする当日のその人が持っている“運”の場合もあるし、ゲームをするために座る位置が持っている“運”というようなものもあるような気がします。

麻雀は4人でゲームをしますから、4人の“運”と、それぞれが座る場所の“運”の組み合わせがあり、それがいつまでも続くわけではなく、大きな変化は1つのゲームの終了と次のゲームの開始時点にあるような気がしています。

つまり、ゲームごとに“運”が変わるようで、それがまた麻雀のおもしろさの一つでもあり、うまい人はその“運”を敏感に感じ、それをできるだけコントロールしようとします。

麻雀を楽しむ

麻雀は卓や牌などの道具が必要なことと、ゲームをする場所を探したり、用語やルールを覚えたり、一緒にゲームをしてくれる自分以外の3人を集めなくてはいけないことと、初めての場合などは教えてくれる人を探さなければいけないことや楽しいこともあってゲームの時間が長くなるなどの解決しなければならない課題もありますが、機会があればぜひ楽しんでいただきたいと思います。

私の麻雀教室に来られる方のうち半分以上が女性で、そのほとんどの方が入会された時は初めて麻雀をする、という状況でしたがいまでは自分たちで点棒のやり取りをしています。

ご年配の女性がおっしゃるには、昔主人が麻雀に夢中になっていたけれど、こんなに楽しいのだからわかる気がする、とのことです。

麻雀は、ゲームそのものを楽しんだり、自分の運を感じたり、相手の性格が分かったりで、大変に奥が深いゲームなので、永い間親しんでいます。

羽澤 幸成

学生時代の県人会幹事長として、のちに大活躍される国会、県会、市会の議員の方や役所の方、趣味の音楽活動を通じて芸能の世界で生きている方など多くの人たちに接し、社会人になってから海外進出など多くのプロジェクトを軌道に乗せ、その分野の専門の方たちとも知り合い、いくつかの新しいことにもチャレンジして、早期退職後の企業信用調査の仕事では、それまでの大きな会社の人たちとは違う中小企業や個人事業の方たちとお会いし、いまは地域コミュニティ活動を通じて地域の方たちと交流活動をしています。
それらのキャリアを通じて、たくさんの経験をし、外国の方も含め多くの人たちに出会い、楽しいことばかりでなく、いやな思いもたびたびして、いろいろなことを学びました。
それぞれの世界で、多くの人たちが作る人間模様のなかで、うまくいっている人やそうでない人もいて、能力以外に考え方が違うのだ、と感じました。
人それぞれ考え方が違うので、当然に生き方も異なり、一緒に仕事や生活をしながら、なぜ、そうするのかを考えることの繰り返しで対応しながらも、自分の信念は曲げずに生きてきたので、心を痛めて悩んでいる人に、こうは考えられないかな、と頭を使って苦境を打開するキッカケになってくれればと思っています。

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